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ローラーガールズ・ダイアリー

ドリュー・バリモア姐さんの初監督作品『ローラーガールズ・ダイアリー』、とってもかわいくて素敵な映画でした。90年代大人気だったジュリエット・ルイスの昔の映画をいろいろ見直しつつ彼女のことを調べていたら、この映画に出演したことを知ったので、リリースされたら是非見たいと思っていたのです。ローラースケートでリンクをグルグル回りながら格闘するローラーゲームを題材にした青春ガールズムービー。原作は"Whip It"というタイトルの小説。ストーリーはお約束な展開だったりしますが、ダサポップな雰囲気、コスチューム、ローラーガールたちの芸名など、元気いっぱいな感じですごく良かったです。日本語で言ったら「仏恥義理」っといった感じの気合の入ったパンク女子達の迫力が小気味よい。主演は『JUNO/ジュノ』で一躍有名になったちびっ子キュートなエレン・ペイジ、ドリュー・バリモア本人、Q・タランティーノ監督のお気に入りスタント女優ゾーイ・ベルさんなども出演しております。ジュリエット姐さんも本人の普段を思わせるパンキッシュな姐御の役で、相変わらず素敵でした。乙女心を元気にしたいときにおすすめの映画です。

輪派絵師団 Art Exhibition: 「en」
お友達に誘われ、輪派絵師団のArt Exhibition: 「en」に行ってきました。YOUTUBEで1week of art workssuburban feat.shing02「栞」videoなんかを見たことあるひとは多いんじゃないかと思いますが、エネルギッシュで素敵な作品ばかりで久々に胸が高鳴りましたよ。たぶん、ガーリーでトライバルな絵は笹井あかりさんの絵かと思うのですが、あまりにかわいいのでTシャツとかエコバッグとかバンバン物販して欲しいと強く思いました。精子型の陶器のオブジェに水色のトライバル模様が書いてある作品があったのですが、無駄に欲しくなりました。彼らの作品が良いのは言わずもがな、って感じなのですが、The Artcomplex Center of Tokyoというギャラリー、初めて足を運びましたが、新宿区にこんないいスペースがあったなんて!という驚きを隠し切れませんでした!広くていろんなイベントスペースとして使えそう・・・住宅街の隠れた秘密スペースってかんじです。そして建物がお屋敷バリにでかい。輪派を見つつ、このギャラリーもひそかにチェックして欲しい、と感じた展示会でした。チェキラ〜。
輪派絵師団 Art Exhibition: 「en」
4/16(wed)-5/3(sat)
11:00-20:00 月曜休館 The Artcomplex Center of Tokyo
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9(微妙にアクセスしにくい場所ではあります。)
エコール
フランスの超耽美変態映画監督として私が敬愛しているギャスパー・ノエの嫁、ルシール・アザリロヴィック監督作品、「エコール」。
私はギャスパー・ノエの映画に対して、激しいノイズ音楽の中に視る気が遠くなりそうな美しさ、を感じており、エグいシーンがあってもそういう美しさってことにして消化できるほど、彼の変態的耽美センスにクラクラしていました。何気なくビデオ屋でみかけ、「ギャスパーの嫁ならば!」と手に取り鑑賞してみたのですが、同類の変態要素を盛り込みつつ、女性ならではのたおやかな感性がふんだんに盛り込まれた、エロすぎて白目をむくほどすばらしいロリータ映画でした。背後には壮絶なエロスがしっかりと想像できるのですが、画面に映っているのは美しい少女ばかりで、一切エグい要素が絵としてでてきません。ただし、背後のエグさは想像できるのです。見えない空気を観客にムンムンと匂わせる作品でした。
私の中で、ロリータ映画と言えば、ヴァージン・スーサイズロリータ(エイドリアン・ライン監督のほう)があげられるのですが、No.1に取って代わる作品が現れました。
年齢とともに、こういった熟さない少女を扱った映画には感情移入がほとんどできないという理由で(付き合いきれないわ〜という思い)、あまり手に取ることはなかったのですが、共感云々という以前に、すばらしい作品は血が出ても目に入れるべき、と痛感させられた作品でした。美しい映像に酔いしれて、一人乙女手酌酒で恍惚としてはいかがでしょうか。(それは私。)
やさしくキスをして
2003年に『SweetSixteen』を見に行ったときも記事を書きましたが、ケン・ローチ監督の新作『やさしくキスをして』(リンク先の下のほうに情報があります。)がとてもよかったのでご紹介です。ケン・ローチの映画は曇り空な感じなのですが、静かに美しいので私はすごくすごく好きなんです。見た後もずっと心に残るのです。ぐっとくる映画達。
『やさしくキスをして』は、コテコテの恋愛物ではあります。泣いたり、逃げたり、仲直りしたり、の繰り返しで、容易に展開が想像できる典型的な男女の話。それだけだったらだいぶ辟易するような甘ヌルイ世界が繰り広げられているのですが、そこに絡んでくる社会問題や家族問題が実にディープにスパイスとして効いてくるのです。そんなに問題があるなら、もうちょっと冷静になって対応すればいいのに、と突っ込みを入れたくなるほど、「恋愛って盲目」という落ちがどこまでもついてくる、そんな恋愛映画です。
こんなにありきたりな恋愛物なのになぜぐっと来るのか・・・それがケン・ローチのなせる業なのでしょうか。台詞も設定も実にシンプルなので、見た人全ての心にそれぞれの突き刺さり方をするのでしょうね。見終わった後もずっと頭から離れなくて、余韻ぐるぐるです。センチメンタルな映画を見たい気分になったら、いちおしの一本。大人の乙女を唸らせます。
あと、もう一点、大人の乙女におすすめしたいポイントとしては、彼氏役のパキスタン人が異常にかっこいい、ということです。カシム、という役柄なのですが、見終わった後、映画の余韻とともに、カシムのかっこよさが頭から離れません。なぜそんなにイケ面なのか。なぜそんなに締まっているのか。なぜそんなに甘い言葉を言うのか。ああカシム、ああカシム、もしかしたらカシムの余韻かもしれない。
ビフォア・サンセット before sunset
"Before Sunrise"(1995) [邦題:恋人までの距離(ディスタンス)]の続編、"Before sunset"がとても素晴らしかったです。この作品は、前作を見てからでないとちょっと理解できない内容なのですが、、、異常にロマンチックな設定のなかで淡々と繰り広げられる哲学的な会話のみで構成されている本当に素敵な映画なのでおすすめです。こんなにシンプル極まりないのにうっとりするぐらいロマンチックな恋愛映画は無いと思いました。主役の二人の初々しかった前作が終始目に浮かび、なんだか胸がいっぱいになりました。
『ウェイキング・ライフ』(01)や『スクール・オブ・ロック』(03)のリチャード・リンクレイター監督作品です。この監督の作品は根底に現代人の哲学がいっぱい流れていて、いろんなことが伝わってくるので本当に好きです。さらに映画の手法がいつも変わっていて、そこらへんもすごい好き。

監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー
製作:2004年、アメリカ
公式ホームページ
恵比寿ガーデンシネマで公開中。
アルザック・ラプソディ
アルザック・ラプソディ

メビウス自身が監督して作られた、1編3分30秒ずつのアニメーションシリーズ。
「アルザック それは世界 惑星 そしてシステム」

ものすごく広大でなつかしくてやさしい、不安で静かな世界が広がっています(私たちの生きてる、そのままの)。線もアニメーションもガタガタでスムーズじゃないのだけど、それがまた効果的にさえ思える。音も色もすごくきれい。フランス語の響きも、すこし暗くてちょっと単調で、とても良いです。
アルザックの乗っている恐竜のような生き物、可愛いな。笛の音もすてき。
こういう風にどきどきするものを観たの、ひさしぶりでした。夜中に流して何度もだらだらくりかえし観たいアニメです。そしてちょっと泣きそうです。

フランスのオフィシャルサイトでは壁紙がダウンロードできました。
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